老後2000万円は本当に必要?用意する方法

お金のこと

昨年、ニュースで話題になった2000万円問題。しかし、その後2000万円以上必要だとか一人辺りなのか夫婦なのかなど曖昧な部分がありいまひとつ理解してないところがあります。

 

2000万円で足りるのかな?もっと必要なの?

結論からいうと、夫婦で2000万円も必要ないです。

自分も含め、今30代の方々は本当はいくら必要なのか、何をすべきなのかを調べたので記事にしました。

よろしくお願いします!

老後2000万円問題の真実

総務省の調査によると、高齢無職夫婦の毎月の世帯収入は手取りで19万3743円生活費が23万5615円

差額4万1872円を95歳までの30年間生きるとした場合、総額1507万3920円赤字が、発生する計算となります。

金融庁の出した2000万円問題は、社会情勢の変化なども考慮してある程度余裕を持たせての発言だったことがわかります。

老後の生活費

高齢になるほど生活費は下がるといわれています。老後の支出の内訳を下記に示します。

  • 食料…6万5319円
  • 住居…1万3625円
  • 光熱水道…1万9905円
  • 家具家事用品…9385円
  • 被服…6171円
  • 医療…1万5181円
  • 交通通信…2万8071円
  • 教育…2円
  • 教養娯楽…2万4239円
  • その他…5万3717円
  • (雑費…2万539円)
  • (交際費…2万5596円)
  • (仕送り…1050円)
  • 合計23万5615円
 総務省統計局「家計調査報告平成30年」より



減る支出

住居費
ほとんどの家庭でローンを、完済し終わり住居費は減ります。しかし、修繕費など様々な出費はあります。
食費
子供が自立し、世帯を離れることになった場合高齢者のみになるため食費は下がる

増える支出

保険医療費
高齢になるにつれ、通院や入院する機会も多くなり医療費は増えます。
教養娯楽費
定年退職をすることで、自由な時間が増えるので趣味や旅行にいくこともあり増加する傾向にあります。

2000万円を用意する具体的方法

それでは2000万円用意するには、今から何をすればいいか。
老後に備えケチケチしたくないです。一円でも安いスーパーで食料を買う、電気をこまめに消すなど細かいことをせず生活水準を下げないでも用意することはできます。
何をすればいいかを次に示していこうと思います。

投資

投資って怖い。借金しそう。
そんなイメージがある人もいると思いますが、今は銀行にお金を預けてるだけの方がリスクがあります。
おススメの投資を次に紹介していきたいと思います。

イデコ

毎月掛け金をきめて、老後資金を貯めておく制度。
積み立てて運用することで、増やすことができます。
節税メリットもあります。60歳まで原則引き出せないのがデメリット。

積み立てNISA

お金を積み立てて運用して増やします。
年間40万円までなら最長20年まで運用でき、利益に対する税金がかからないといった大きなメリットがあります。

郵便局やFPが勧めてくる投資信託は詐欺商品も多いから、自分で証券口座を開設して買うのがオススメだよ!

自己投資をして、副業

何も投資というのは株式とかだけではありません。
若い内は、自己投資が大切です。
自己投資することで経験や人脈、知識を養うことができます。

また、副業をすることで稼ぐ力を身につけると、独立や再就職しても稼ぐことができます。

実際に自分も副業を始めてみたよ。
詳しくはこちらの記事から



見直し

今当たり前に払っている固定費。
もしかしたら高すぎるかもしれません。
そういった固定費を一度減らせば、半永久的になにもせずに支出の削減ができます。

住宅ローン

ローンは20~30年以上に渡って支払うものだが、見直しも必要です。
今は低金利なので、高金利の時に借りた人の場合は借り換えすることによって節約できる可能性もあります。

保険

節目に、保険も見直しをする必要があります。
若い頃にいわれるがままに保険に入った人はなおさらです。
要らない特約や保険に入っている場合があります。

通信費

携帯料金は昔から変えずに、今のプランがどんなものか知らない、そんなに通話もしないという人は格安SIMがオススメです。
月5000円節約も可能です。
3大キャリアじゃなきゃ嫌だという人も、見直すことで月々の固定費が削減できます。

国の制度

国が行っている制度を、しっかり利用することで無駄な出費を抑えたり、お金が戻ってくることがあるので利用しない手はないです。

ふるさと納税

 実質2000円でいろんなところの特産品がもらえる制度です
確定申告することで還付金や控除が受けられます。
しかし、会社員の場合、5自治体までなら確定申告不要なのでお手軽に行えます。

キャッシュレス還元

キャッシュレス決済することで、5%還元やキャンペーンの時期になると20~40%還元などもあるので、その分安くものが買えるのと同じ。

何を選べばいいか分からない人は次の記事にまとめてるよ

各種手当金

申請すれば返ってくるお金というものが、たくさんあります。
しかし、知らない、面倒だという理由でやらない人は、貰えるものはしっかりと貰いましょう。

これから2000万円を貯めようとする人へ

2000万円問題でもやもやとしてる人も、まだ時間があるので貯めることは十分に可能です。
なんだか面倒そうだなーと思っていましたが、実際やってみると簡単なことが多いです。
行動を始めた人から不安は消えていくので少しずつ行動していきましょう。

これで老後にビクビクしなくて済むね!



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